こんにちは。ディレクターの小林です。
WEBディレクターに向けた、校閲・校正シリーズ13回目…今回は、久しぶりに「校正」らしい話題です。
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デザイン会社のディレクターのみなさんは、
WEBも印刷物も映像も…と、ディレクターという職務の中で
「なんでも」やらなくちゃいけない場面が多々あると思います。
弊社はWEBのお仕事がほとんどですが、
チラシやパンフレットなどの印刷物のお仕事も時々いただきます。
私の場合は、WEBサイトの制作と一緒にいただくことが多く…
要は、サイト告知のためのツールとして制作します。
で、印刷物の校正の時についうっかり忘れちゃうのが、コレ。
QRコード。
制作の初期段階に素材を提供いただけなかった場合、
デザイナーは昨年時のパンフレットで使用したデータなどを使いまわして、
アタリで入れておいてくれるのですが…言われないとアタリって気づけないんですよね。
校正時に目で見てパッと判断できないので、
「あとで確認」と思っていて、校正するのをうっかり忘れちゃうことがあるんです…。
スマホで「パシャ」とやるだけで、すぐに正しいコードかどうかは判るんですけどね…。
赤ペン片手に校正してると、無意識に校正せずに飛ばしちゃうんです…。
なんで飛ばしちゃうんでしょうかね…
…自分の中で“文字情報”ではなく“画像”として認識されちゃってるのかも…。
で、一校目の戻しの際にクライアント様に指摘されたりして…(恥ずかしい…)…。
WEBサイトに誘導するためのチラシで、掲載されているQRコードが間違っていたなんて
誤字脱字レベルではなく、
そのツールの存在意義がなくなってしまう致命的ミスとなってしまいます。
なので、印刷物の校正をする時は、
赤ペン・修正ペンとともに、校正道具の1ツとしてスマホも手元に置いてから
スタートするのをおすすめします!
昔は、一部修正だけならストリップ修正という手段もありましたが、
今は全版のフィルム出し直しですものね…。
赤ペンをスマホに持ち替えるのをめんどくさがった結果の損害が大きすぎる…。
デザイナーの方々も上記を念頭に置き、
デザインアップ時点でQRコードがダミーの場合は、「QRコードはダミーですよ~」と
ディレクターさんに一言声かけてあげてください~! よろしくお願いします!
では、また~★