株式会社マックグラフィックアーツ

MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

加齢による暗所瞳孔径の変化について

瞳経

年取った人が「昔は良かった」というセリフを言うのがNGな風潮がありますよね。
だけど「星空は昔の方が明るかった」というのは正解なのです。
光害が増えたとか空気の透明度が落ちたとかいろいろ外的な要因もありますが、
目のスペックが加齢と共に変わってしまうのです。

瞳孔が開くって言い回しがありますよね。
死んじゃいそうな人のことを表現しているのですが、
年取ると逆のイメージの事が目の中で進行してしまいます。
加齢と共に、がんばって開いてもそれほど大きく開かなくなってしまうのです。

瞳孔は交感神経と副交感神経で開いたり閉じたりしています。
「開け!」と、「閉じろ!」が、別の神経経路なんですね。
ちなみに性的に興奮すると瞳孔が開くそうです。
相手をよく見ようとしているのですかね?

瞳孔が開くとは、基本的には暗い所で瞳孔をおっきく開いて
少しでも情報を得ようとしているのですが、
それほど大きく開かなくなってしまうとどうなるのでしょうか?

答えは、「暗い場所でよく見えなくなってしまう」です。

サイエンス好きとして一番困るのは、肉眼で暗い星が見えなくなってしまうことです。
心残りがないように、天の川とかは20代までに見ておきましょう!

私の所属している会社はWEBデザイン業界でお仕事をしています。
お仕事の最終物は、100%が視覚情報で伝える物を作っています。
そんな私たちは、ちょっとだけ目の仕組みを知っていても損ではないかも?