株式会社マックグラフィックアーツ

MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

実はみんな知っている『子供への伝え方』のコツ

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サイエンス担当ディレクターの森田です。

私は趣味で、カガクノートというサイエンス系イベントを主催しています。
仕事の隙間での活動なので、それほど経験は多くはありませんが、
ワークショップを行っていて気づいた点を紹介したいと思います。

とにかく子供は元気です。

ワークショップで参加している子供に話をするときに、

・目線で話す(みんなに語りかけるように)
・キャッチは重要
・全体の流れを分かりやすく
・要素は限りなく少なくする
・突っ込まれる空気を作る

それぞれを噛み砕くとこんな感じです

目線で話す(みんなに語りかけるように)

知らない大人に警戒心を持ってしまう子供もいます。
できるだけ物理的に同じ高さに腰を落として、しゃべりかけるのは基本です

キャッチは重要

一番簡単なのはコスプレですが、
会話の中だと、その時の流行り物をなんとなく混ぜるなど
(今なら妖怪かな?)

全体の流れを分かりやすく

式次第を見せながら今ココ
参加する子供たちの集中力の持続時間はバラバラです
視覚的に進行状況が分かると、効果的であると実感しています

要素はまとめて、限りなく少なくする

注意事項など覚えて欲しい事を、全部言うのは簡単だけど、
どこまで要素を絞り込んで分かりやすくするかが重要
10個の注意事項「走らない」「隣の人にいたずらしない」etc…を話すより、
「あなたは実験の代表です。責任もって実験を成功させて下さい」
このように置き換えして、代表としてのやるべき事の説明した方が理解が拡がります

突っ込まれる空気を作る

私の一番の欠点はココです。
気がつくと真剣に話をしてしまい、「話す人」「聴く人」の立場に分かれてしまいます
心のゆとりを持った対応で、子供たちが発言しやすい空気を作り、場が暖まるようにしたいです
ん?
なんかプレゼンのコツを読んでいるみたいに感じません?
私個人は、限りなく近いと思っています。
対象が子供か、大人かの違いだけではないでしょうか?

伝えたいことをしっかり伝えるための方法はどんな場面でも同じなのかもしれません。

と、いうことで、本題は次回イベントの宣伝です。

 

Maker Faire Tokyo 2014にカガクノートにて出展します!

とても広いエリアを割り当てていただきましたので、2日間ぶっ通しでワークショップを行います。
誰でも参加可能ですので、是非いらして下さい。
http://makezine.jp/event/mft2014/
http://makezine.jp/event/maker2014/kagakunote/
http://www.kagakunote.com/