どうしても部屋と机が散らかってしまうデザイナーの見永です。
みなさん、メルカリってアプリご存知ですか?
数あるフリマアプリのひとつですが、これがとてもよくできています!
ヤフオクなどのネットオークションと、メルカリなどのフリマサービスとの大きな違いは、ユーザーが決めた価格で取引できるという点です。
オークションはより高い価格で売ったり、安い価格で落札できたりする可能性もありますが、時間と手間がかかります。面倒ですし、質問してもすぐに返事が返ってきません。
その点フリマアプリは出品も購入も少ない手間でできます。
ヤフオクを使ったことがある人は、フリマアプリのあまりの簡単さにかるく驚くと思います。
今回はそのフリマアプリ「メルカリ」を使って思ったことです。
「ユーザーが勝手に作ったルールと機能」が面白い。
メルカリのシステムを制作側が想定してなかった使い方をして、それがちゃんと機能してるんです。
以下、ユーザーが勝手に作ったルールと機能。
○○様専用
これは「購入する」と意思表示した人以外に購入されないように、タイトルに「○○様専用」と付けること。
システム的には拘束力はありませんが、「○○様専用」とすることで「売却済」と札を張っているようなものです。
ほぼこのルールは守れているようです。
「○日までおとり置き」と追記もあれば、その日までは他の人は購入不可の意味。
返金用
アプリ自体には返金機能はなく出品しかできません。
商品に不具合があった場合の対応方法として、運営側に申請するのは面倒だし、さらに認められるかどうかも不明。
なので、同じ金額のダミー商品を、返金を希望する購入者が出品し、それを出品者が購入することで、返品分の金額が相手に入るようにできます。
つまり物品のやりとりの伴わないダミー出品で、チャラにするということです。
(返金する側Aが)出品→(返金される側Bが)それを購入→Aが発送通知(実際には発送しない)→Bが受取通知&評価→Aが評価
とほぼボタンを2〜3回押すだけで完了します。
2〜3分くらいでしょうか。
確認用
出品の写真は4枚しか掲載できないので、それ以上の詳しい詳細を依頼された場合は、ダミー出品で確認用としての写真をアップする。
大きくはこんな感じです。
個人的には「返金用」の使い方が、一番面白かったです。
開発者側としては、機能を複雑にしないでシンプルなシステムを作っておいて、ユーザーがその機能の範囲内で使い勝手を拡張する、という流れはとてもいいと思いました。
逆にいうと、ユーザーが自由に拡張できるシステムが、使い勝手のいいシステムなんだろうな、とも思ったしだいです。
ちなみに、出品画面はこんな感じ。
問題は、フリマアプリを使うと、モノが増えて部屋がカオスになる、ということです…。
モノの整理のために使い始めても、売るより買う方が圧倒的に簡単なので、いつの間にかポチポチを「購入」ボタンを押してしまう……。
フリマアプリ……なんて恐ろしい……( ;∀;)
もう充分堪能したので、足を洗いたい今日この頃です。。
・メルカリ