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MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

ヴァン・アレン帯って知ってる?

ヴァンアレン

ヴァン・アレン帯は、放射線帯とも呼ばれており、名前の通り放射線がたっぷりとふくまれています。
ヴァン・アレン帯は地球の周りにドーナツ状に分布しており、
今から60年程前にアメリカ初の人工衛星に積んだ測定機で発見されました。
発見したのは人工衛星の測定器を作ったジェームズ・ヴァン・アレン博士。

アメリカ初の人工衛星(Explorer1)
http://www.nasa.gov/externalflash/e1/

放射線と聞くと危なそうなイメージがありますが、
ヴァン・アレン帯の放射線はそのまま地上には降り注ぎません。
なぜなら地球の環境は磁力と大気で守られているからです。
磁力の通り道に沿って地上に降り注ぐ為、もっぱら北極と南極に降りてきます。
しかし、そこでは大気が待ち受けております。
大気が邪魔をして、放射線のエネルギーはのほとんどは光とかに変換されて、地上に降りてきます。

それがオーロラです。

1:30から始まる、ISSから見たオーロラはとても美しい

このヴァン・アレン帯はいろいろな不思議を持っています。
放射線の素は、ほとんどは太陽からやってくる太陽風だけど、
ヴァン・アレン帯に入り込むと、エネルギーが6桁とか7桁とか高くなることが分かっています。
このエネルギーをどうやって取り込むのか?
現在ではちょっとしか分かっていません。

そんな疑問を解き明かそうというプロジェクトがあります…

 

と、宇宙・科学チームはサイエンスを紹介するお仕事もしております。
このお仕事は4月に行われる「宇宙科学講演と映画の会」で
お披露目となりますので、是非ご来場下さい。

今年度の「映画の会」が決定しました。
2014年4月12日(土) 13時会場 13時半スタート
場所は四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87 四谷区民センター9階)
地図
詳細はこちら

今年度の「映画の会」未定ですが、去年の情報はこちら
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/event/2013/0413_kouen.shtml
(ちなみに去年の映画も、弊社が担当させていただきました)

メインビジュアル
Image credit:YURI SHPRITS, ADAM KELLERMAN, DMITRI SUBBOTIN/UCLA