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MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

高嶋ちさ子さんのコンサートに行ってきました。

こんにちは。愛読書が『すごいよ!!マサルさん』の人とはすぐに仲良くなれそうな気がします。管理部の五十嵐です。

先月、高嶋ちさ子さんのコンサートに行ってきました。 ソロモン流で高嶋さんが特集された話を弊社のスタッフから聞いておもしろそう!と思ったのがきっかけでした。
クラシック好きな方や高嶋ちさ子さんのファンだけでなく、誰かに何かの魅力を伝えることをお仕事にされている方は行くと何かヒントが見つかりそうな、そんな構成のコンサートでした。

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高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト
ロマンティック・メロディーズ
~マイ・ベスト・クラシックス~
2013年12月17日(火) 19:00開演
サントリーホール 大ホール

“観ても、聴いても、美しく、楽しいヴァイオリンアンサンブル”というコンセプトでクラシックの敷居の高さを払拭し、クラシック音楽やヴァイオリンをより身近に感じてもらえるように活動を行っている。

と自身のオフィシャルサイトにあるとおり「クラシックのコンサートはちょっと・・・」と思っている人でも存分に楽しめる内容でした。徹頭徹尾「お客さんを楽しませる」というコンセプトが貫かれており、いつもクラシックコンサートに行くと途中で飽きたり寝てしまったりする私が2時間半ずっと食い入るように鑑賞していました。

クラシックで爆笑!?
曲の合間合間で高嶋さんのMCが入ります。内容は楽曲の説明よりプライベートや舞台裏のことなどがメインで、あの高嶋節が炸裂。クラシックのコンサートで声を出して笑ったのは初めてでした。「お行儀よく聴かねば」と、つい肩に力が入ってしまうクラシックも笑いを挟むことでリラックスできて、逆に曲に集中できました。驚いたのは12人のヴァイオリニストの方々のトーク力。メンバーの自己紹介コーナーがあったのですが、全員もれなく笑いをとっていました。(あと、全員もれなく「ちさ子さんが怖い」と言っていました。)オーディションでは演奏の技量だけでなく、こっちの腕も選考基準に入っているのでしょうか。

会場がサントリーホールということでちょっと気合を入れた格好で行ったのですが、周りを見渡すとラフな格好の方が多くてはじめは違和感を感じていました。が、始まってなんとなく(勝手に)納得。漫談を聴きにくる感覚でトークをお目当てに来るお客さんが結構いるのではないかな、と。その気持ちよくわかります。

観客を飽きさせない豊富なコンテンツ
曲の合間にはトークのほかにヴァイオリンの奏法を紹介するコーナーやストラディバリウスと普通のバイオリンの聴き比べクイズなどクラシック初心者が楽しさを体感できるコーナーがたくさん。また選曲自体も耳なじみのあるものばかりで、長い曲は短く編集されているという点も飽きさせないポイント。

目でも楽しめる
ただじっと座って演奏するのではなくマーチングバンドのように隊形移動あり、ステップあり。曲のイメージごとに衣装チェンジもあったりして見た目にも楽しかったです。

構成の魅力ばかり書きましたが、もちろん高嶋さんと12人の方の演奏は本当に素晴らしかったです。 高嶋さんの演奏を聴くのは初めてだったですが、トークの感じからは想像できない優しく繊細な音に会場中がうっとり。リラックスした状態で生音を聴くことで改めてバイオリンの良さを知ることができました。 そういうことを肩肘張らずに伝えてしまえる高嶋さん、カッコいい。ぜひまたコンサートに行きたいです。

余談ですが、高嶋ちさ子さんのTwitterがおもしろい。
https://twitter.com/chisako824