こんにちは。この時期、指先だけはプレデターに発見されない自信がある管理部の五十嵐です。
先日思いつきでふらっと3日ほど京都へ行ってきました。人生初のひとり旅です。
電話もメールもfacebookも外界との交信は一切絶っての完全なひとり旅。さぞかし寂しいことだろうと思いきや、ものすごく楽しくて帰りの新幹線の中で「次どこ行こう?」と考えてしまったほど。今まで抱いていた「ひとり旅=所在ない、ひたすら寂しい、つまらない」というイメージが180°変わりました。
そこで今回感じたひとり旅のよかったポイントをまとめてみました。
■心残りが生じない
同行者がいる場合、行きたい場所や食べたいものなどを我慢するという事態が必ず発生します。近場の旅行なら「また来ればいいや」と思えますが、海外など二度目はないかもしれない場所での我慢はつらいもの。でもひとりだったらすべて思うがまま。気に入ったお庭を眺めて日が暮れるまでぼーっとしていることも可能だし、どうしても食べたい湯豆腐屋さんに向かって空腹に耐えながらひたすら歩くなんてことも可能なわけです。同行者がいたら怒られちゃいますよね。何より「どこへ行くのも何をするのも自由なんだー!」という開放感がとてもよかったです。
■自己責任で心穏やかに過ごせる
たとえ目的地に到達できないなどのアクシデントが発生してもすべて自分の責任であり、被害にあうのも自分だけなのでイライラしたり申し訳ない気持ちになったりしなくて済むので心穏やかに過ごせます。
■ひとりでなければできない体験ができる
ひとりでいると現地の方やたまたま居合わせた旅行者の方などが結構話しかけてくれて、知らない人とのふれあいが複数人での旅行に比べて圧倒的に多いです。飲み屋さんでは常連のおじさんと仲良く飲むという楽しい体験も。また、中の様子も値段もわからないお店に入るときのドキドキ感や知らないバスに乗るときの不安もひとりの方がずっと強く感じられるため、より“冒険感”を味わえます。
美しい景色も美味しい食事も誰かと分かち合ってこそのものではないかと思っていましたが、ひとりはひとりなりの楽しみ方があるのだということがわかった大変有意義な旅でした。
いつかまたふらっとどこかへ行ってみようと思います。
今回の旅行で一番よかった『ひとり旅のときにこそ訪れたいおすすめスポット』はコチラ
【高桐院】北区紫野大徳寺73-1
細川忠興が慶長6年に創建した大徳寺の塔頭のひとつで、あのガラシャ様のお墓があります。
木立に囲まれた細い石畳の道の美しさも圧巻ですが、趣深い庭はそこだけ時間が止まっているかのような静謐さで心を奪われます。
近くには有名なあぶり餅の【一和】と【かざりや】が。京都に行ったらこれを食べずに帰れません。