株式会社マックグラフィックアーツ

MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

この冬のオススメ映画は、どうせ泣くので観ない。

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先日TVでスタジオジブリの「火垂るの墓」が放送されていました。
いつも終戦記念日の頃にやっているのでなんか変な感じですが、
なるほど「かぐや姫の物語」が封切られるからとのことで納得。

さて、この火垂るの墓。
若い頃に観た時は、誰もが「すごい泣ける」と言っていたのを聞いてから観たので、
期待値が高過ぎて思ったほど感動もしなかったのだが、
数年前、子持ちになってから観たら、
最初の5分くらいでもう観られなくなってしまった。

はてさて、自分にどんな気持ちの変化が起こったのやらと思ったが、
なんのことはない若い頃は1人分の視点やら気持ちやらでしか見ていなかったものが、
親になった今は

・今の歳の自分
・自分の子供
・自分の子供と同じ歳だった頃の自分
・今の自分の親
・自分の子供と同じ歳だった頃の親

などなどの視点やら気持ちやら諸々が自分の中に増えて、
その人数分感じることも増えるので、
結果感動する事も増える。(というかストライクゾーンが広がる)
ということかしらと思った次第でございます。

ちなみに近所のパパに「最近観て泣いた映画って何すか?」と聞いたら、
「何を観てもどうせ泣くので観ない」とのお答えでした。

そしてマックグラフィックアーツのプリンシプル[行動指針]にも
[その仕事が何のため、誰をどのように喜ばせているのか高い視点で考えていますか?]
という【宇宙感覚】という視点に関する指針があります。

そんな事も心に留めつつ、
常に様々な視点で周りを観察しながら過ごしていこうと思った最近の出来事でございました。。