こんにちは。五十嵐です。
いくら自覚していても、改めて他人から「太った?」と言われるとショックですよね・・・
いや、わかってる、言われなくてもわかっていますよ!!はぁ・・・。
それはさておき、
先日、お台場の日本科学未来館で行われたMaker Faire Tokyoに行ってきました。 ただ遊びに行ったのではなく出展者側(の足手まといお手伝い)として参加させて頂きました。
Maker Faireとは科学、化学、工学、物理、生物などの知識や技術を駆使して作ったものを展示したり、研究結果を発表したりする理系のお祭りです。
http://makezine.jp/event/mft2013/
会場は2日間とも大賑わいで、サイエンス大好きな親子や工学部の学生さん、技術系企業にお勤めの方、某有名企業の経営者の方などなど幅広い層の方が来ていることに驚きました。
私がお手伝いしたブースでは『エッグランディングチャレンジ』をやりました。
エッグランディングというのは、制限時間内に限られた材料を使って高いところから落としても生卵が割れないように機体をつくるというとてもシンプルな工作実験なのですが、シンプルであるがゆえに奥が深く「実に面白い!」
私もひとつ機体を作って落下実験をさせてもらいました。
配られるのはA4の紙1枚、ストロー5本、輪ゴム10本と小さな紙コップのみ。
使える道具はハサミとセロハンテープだけ。
そして制限時間は30分。
これだけの条件で天井のやや下辺り、およそ3mくらい(?)から落としても
卵が割れないような機体を考案するのは結構難しいんです。
いざ作り始めてみても材料が少ないため思い描いた通り作れず、急遽別のパターンを考えたり。
苦心の末に作り上げた機体がコチラ。
※ゴミではありません。
上部は紙、下部は紙コップをくしゃくしゃにして衝撃吸収。
さらに着地後に機体が転倒して衝撃がかかるのを防ぐため、ストローで転倒対策。
という考え抜かれたボディなわけです。この機体はみごと卵を割らずに着地させることに成功!!
実際割れずに成功した機体は全体の約50%でした。
小さな子が成功して、工学系の勉強されている学生さんや大人が失敗したりという意外な結果に。
そこがまたエッグランディングの魅力のひとつなのだと感じました。
私のように物理学とか工学などの知識が全く無い人は無い人なりの自由な発想で機体をつくり、
逆に知識や技術のある人はより高度な「攻め」の機体をつくり、
参加する人がそれぞれの難易度で自由に楽しむことができる懐の広い企画なのです。
みなさんもぜひ機会があったら参加してみてください。