ども、よしだです。
日差しも落ち着いて、いよいよ秋本番の自転車日和。ということで、今回は自転車で歴史探索、“幕末の三舟”と呼ばれる偉人たちのお墓巡りにいってきました。
“幕末の三舟”って誰?
三船敏郎じゃないですよ。
幕末から明治にかけて活躍した徳川将軍家直属の武士(旗本)、勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟です。三人三様、とても魅力のある偉人(変人)たちです。
先日、山岡鉄舟さんが主人公の本を読み、ちょっとしたマイブームの勢いで巡ってみました。
ちなみに鉄舟さんは、あんぱんで有名な銀座 木村屋とのエピソードでも有名です。
木村屋のサイトに看板を書いた人として載っていますので興味のある方はどうぞ。
自転車NAVITIME
(Android版バージョンアップ前。)
自転車で巡るのにお世話になったアプリ。基本的に道順を確認する程度の使用しかしなかったけど、あるのとないのとでは安心感が違います。
まず最初に行ったのは・・・
徳川慶喜墓所
谷中ってまとも来たのは初めてだったのですが、ほんと寺だらけですね。
寺迷子になりつつ向かったのは谷中霊園内、徳川最後の将軍 徳川慶喜の墓所。東京台東区。
三舟の墓を巡る前に、やっぱり主家の墓に行くのが筋かと思いまして。。
慶喜公の墓は柵の中。墓前までは行けません。
お墓のカタチが変わっていて、ストゥーパみたいだな、と思ったのですが後で調べたら皇族の円墳などにあやかったカタチらしく一応神式なのだそうです。
谷中霊園は慶喜公の他にも近現代史の著名人がたくさん眠っているので興味のある方はぜひ。
山岡鉄舟の墓
鉄舟さんの墓は全生庵にあります。慶喜墓所から歩いて10分かからないかも。全生庵は鉄舟さん自らが建立したお寺ということで、禅が好きだった鉄舟さんらしい質素なイメージを思い描いていたのですが、金ピカのおおきな観音さまがいてビックリしました。
鉄舟さんの墓は墓地内の位置も真ん中で、威風堂々といった感です。
すぐ横に義弟、石坂周蔵の墓もあります。
高橋泥舟の墓
大雄寺(だいおうじ)の泥舟さん墓。
大きな楠の下にあります。そのせいか泰然自若とした趣があります。
慶喜、鉄舟、泥舟3人の墓はまとまってあります。自転車乗り降りするのが面倒なくらいの距離でした。
勝海舟の墓
場所はかわって東京大田区、洗足公園横にある、勝海舟さんの墓。ここに海舟さんの別邸があったそうです。
墓地ではなくて公園の脇にあり、仰々しさが無くさっぱりしてます。
奥さんの墓と一緒に並んで仲良さそうですね。
ついでに、海舟さんの銅像。
浅草の、大きな金のモニュメントで有名なアサヒビール吾妻橋ビルの隣り、墨田区役所敷地内にあります。
凛々しい顔立ちの海舟さんがさらに3割増で凛々しくなった感のある銅像です。
鳩にも大人気でした。
以上、週末はデスクワークの息抜きに自分プランでサイクリングなど、今後も楽しめたらいいなと思ったのでした。