こんにちは、秋花粉に泣かされている経理担当の五十嵐です。
最近新しい電卓を買いました。入社以来約7年間ずっと同じ電卓を気に入って使っていたのですが、「0」や「+」などのよく使うキーの反応がだいぶ悪くなってきたので仕方なくお別れする決意をしたのです。
電卓なんて単機能なものなのだからどれを選んでもそんなに差はないのではないかと思いデザイン重視で選んでみたのですが、これが大失敗でした。見た目は申し分ないのですがボタン押しづらい・反応悪い・液晶見づらい。5、6桁くらいまでの計算しかしないしキーは指1本で押すという超ライトユーザーならば許容できるのかもしれませんが経理担当者の怒涛の数字入力にはとてもついて来れそうにないのですぐに寄付しました。
次は手堅く今使っている電卓の後継機を買うことにしました。新型の液晶は無段階リクライニングで自由な角度に設定できて見やすく、反応速度も申し分なかったのですが、キーが旧型と比べると格段に硬い。今までの感覚で早撃ちしようとするとキーが全く押せないのです。旧型はちょっと触れただけでも反応するので人によっては入力ミスの原因になるということで硬めに改良されたのかもしれないのですが、軽いのに慣れてしまった指はどうにも新しいキーに馴染まず、結局元の電卓を引っ張り出して使っています。
替えのきかないものってありますよね。私たちもお客さまや関わるすべての方にとって押し慣れた電卓のような存在になれるよう努力と信頼を重ねていかねばと思いました。