体感温度40度の猛暑の中、
上野の山の上にあるクジラが目印の国立科学博物館に行ってきました。
本日のお目当ては恐竜の化石なので、
巷で超話題&70分待ちの[深海展]のイカをスルーして日本館&地球館の常設展へGO!です。
(常設展のみ見る場合は特別展とは入り口が違うので並ばなくても入館することができます)
やはりお盆シーズンなのでまぁまぁな人の入り、
そして子供達が口々に「キョウリュウジャー」「キョウリュウジャー」とつぶやいています。
さすがスーパー戦隊の経済効果は老舗の博物館にも影響を及ぼします。
地球館ではお目当ての化石と理科の実験的な物達を堪能。
電気の発生の仕組みなんかは、教科書眺めているだけなのとは違い、
身をもって電気作りを体験できるところがなんかが良かったです。
こういう機会を通して世の中に科学好き子供が増えるといいですね〜。
などなど珍妙な科学系の実験機械達も大変面白かったのですが、
じっくり見ていたらあっという間に一日過ぎてしまいそうな展示物の量。
解説の機械もタッチパネル式で分かりやすく、
恐竜達の展示の仕方も格好良く、展示されている数も多かったので、
恐竜博並みに見応え十分でした。
そして、お隣の日本館へ。
現代風な地球館とは違い、聖堂のようなステンドグラスが美しいモダンな建物。
案外古いのかと思いきや1931年に再建されたとのこと。
中央ホールのドーム型の天井だけでも一見の価値はあるのですが、
要所要所に彫刻の施された石造りの階段を登って各部屋を覗いていきます。
ちょっと薄暗い感じの照明、ピカピカに磨かれた木の棚。
そこに整然と並んでいるたくさんの剥製や、
当時の最新技術を結集して造られたであろう昔のガジェット達。
[ザ・博物館]という感じで、何が出てくるのかなんだかドキドキしてきます。
(各フロアで「怖い〜!もう帰る〜!」と言って泣き叫ぶ子供達がいたので、
その演出は多少大人向き過ぎたのかもしれませんが…)
と、そんなこんなで常設展示だけでおなか一杯になって博物館を後にしたのでした。
普段は平面のものばかりを見ているので、
たまにはこれでもかというほどの量の立体物を見るのも
面白いなぁなどと思った次第でございます。
もうそろそろ文化の秋ですので、
お散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょう。
その際はwikipedia先生でいろいろ調べてから行ったほうが、
見落としが無くってよいかもです。