こんにちは。みたままつり(会社近くの靖国神社の夏祭)ではあまりの混雑にタコ焼きもあんず飴も買えずに退散した五十嵐です。
さて、イベントで1回しか使わないであろうコスチュームや友達の付き合いで参加するスポーツのための道具など今後使うことはないであろうものは安く済ますのが賢い方法だと思うのですが、 そうでない選択をしてとても良かったと最近しみじみ感じているものがあります。
靴です。
私は普段、スポーティーな格好をしないのでヒールのある靴しか持っていなかったのですが
去年の10月、トルコ旅行へ行くのをきっかけにトレッキングシューズを買いました。
街中は石畳ばかりだし、カッパドキアでは岩山に登ったりするのでヒールだと同行者に迷惑をかけるのは必至ということで、どうせ今後使うことはないと思いつつ(でも同行者に怒られるし・・・と)しぶしぶ探しに行きました。
二度と履くことがないであろうスポーティーな靴に1万円は絶対出さないと決めて出たのですが、 他のいかつい靴たちと一線を画すシンプルなデザインに魅かれてうっかり1万4千円もする靴を買ってしまいました。
が、コレがとても良い買い物でした。
実際に買ったのがコチラ。
弊社では希少なアウトドア派の先輩がだいぶ前から熱く押していたMERRELLのアウトドアシューズです。
ゴアテックスのメンブレンという“防水耐久性・防風性・透湿性を高度な次元で兼ね備えた一枚の膜” に覆われ、底部は“耐久性に優れ、強いグリップ力を発揮する”VIBRAMのソールなどなど各パーツごとにすごい技術が使われている科学の結晶のような一足なのです。
旅行に行くと大概途中で足が痛くてもう歩けないとか、ヒールが溝にはまったとか、雨や雪で靴の中までびしょびしょなどと言って同行者に迷惑を掛けてきたのですが、コレを手に入れてからはモーマンタイ。
私と同行者の不快指数を劇的に軽減してくれる心強い味方ができました。
なにより良かったと思うのが、買う前は断っていた山歩きやスキー、ツリークライミングなどのアウトドアイベントにどんどん参加するようになったという自分の選択の変化です。
「良い靴を履いていると靴が素敵なところに連れて行ってくれる」
と、『花より男子』で藤堂静さんが言っていましたが本当にそうでした。
これからものを買うときは単に値段や直接の目的に適っているかだけでなく、
自分の世界を広げてくれるものかどうかも大事なポイントとして検討しようと思いました。
また私たちの会社も、選んでくださった方の世界を広げる素敵な靴のような存在でありたいなと思いました。