5月のGW、新宿GUCCIのディスプレイがすごい迫力でした。
アップで見ると、龍の鱗のラインが玉虫色に偏光して、とても綺麗!
インフォメーションを見ると、GUCCIの3階で
紫舟「水滴々 人歩々」展
という展示を開催しているらしい。
GUCCIの店内に足を踏み入れたこともないけど、興味があったので入ってみました。
全く知らなかったのですが、作者の紫舟(ししゅう)さんというのは、
有名な書道家で、かつデザイナーでもあるんですね。
書家 紫舟(ししゅう)
www.e-sisyu.com/
書家というと、なんとなく男性だと思ってしまっていましたが、女性なんですね。
ディスプレイにあったのは、グッチのイメージにインスパイアされたという黒龍の金屏風ですが、中に入っていくと書家らしく文字がいっぱい。
上記の屏風に近づいてよ〜く見てみると、鉛筆で下書きした上にポスターカラーで塗っているのが分かります。
下書きがしてあるとはいえ、大きさ作品のこういうラインをコントロールするのはすごいなー。
と思ったけれど、考えてみれば、書は下書きなんてしないで書くんですもんね。
近づく人の存在に反応して、水が流れる映像の中に文字が現れるインタラクティブな作品もありました。
個人的には、こういうインタラクションより、肉筆で書かれている絵と文字が面白かったです。
人が手で描いたもの、「生」の感じが出ているものっていいですね!
#wikiを見ると、龍馬伝のタイトルも書いてる方なんですね。