こんにちは、ディレクターの橘田です。
今日は悩みを打ち明けたいと思います…。
◆柿食えば はらがなるなり 法隆寺
こどもの頃にこんな替え俳句を考えたりしたものです。
突然ですが、みなさんはお腹がよくなるほうでしょうか。
私はなります。
しかも、打ち合わせ中の、ちょっと間があいたタイミングなどに限って、よく響き渡ります。
空腹でなくても、なるのです。
社内の一部では、私の打ち合わせ中のおなかの音は
風物詩のようになりつつあります。
(…というのはちょっと大げさですが、ネタにはされます…)
しかし社内の打ち合わせなら、まあ身内ですから、
恥ずかしくても、笑って済ますこともできます。
問題はお客様との打ち合わせです…。
◆以下ノンフィクションです
先日、ものすごくシリアスなお話をお客様としていました。
提案のためのヒアリング。
弊社からの問いかけに、お客様が現状について語ってくださいます。
そして、その場の全員が思考の淵にダイブしたその瞬間。
私のおなかが、とても激しく音を立てたのです…
いいわけのようですが、別に空腹を感じていたのではなかったのです!
ほんとうです!
しかも、普段は音がする前に、ちょっとした予兆のようなものを感じて、
成功するかどうかはともかく、何とか抑えようと精一杯努力するのですが、
そのときは全く予兆なしで、唐突、かつ、盛大に鳴りました。ぐぐぐう。
ぴんとした真剣な空気は、一気に崩れました。
もう平謝りです。
幸い、笑って済ませていただけましたが
穴があったら入りたい、とは、まさにこのことです。
恥ずかしくて死にそうでした。
帰り道、しょんぼりしていたら、
同行していた社長が哀れに思ったのか、
通りすがりのパン屋さんで、焼きたてのデニッシュを買ってくれました…。
新宿駅バス停のベンチで二人並んで食べました。おいしかったです。
(ご馳走様でした)
◆対策を調べてみた…
これではいかん!いい加減なんとかしたい!と検索してみたところ、
世の中には同じ悩みを持つ人がたくさんいるのでしょう。
ちゃんとまとめてあるページがあるではないですか。便利な世の中です。
胃の中に空気を入れない事です。
上記の様にお腹の中に入った空気が原因となっているので、その空気を入れない事で多少は予防が出来ます。食べ方も腹鳴予防に関わっています。
例えば、早食いをすると食べ物と一緒に胃の中に空気を入れてしまいますので、良く噛んでご飯を食べるだけでも改善の効果はあります。
また、水を飲んで胃を満たそうとする行為は、空気も合わせて取ってしまう為、逆効果です。
腹鳴というのですね。名前がちゃんとあるのもびっくり…。
早食いではないつもりですが、
無糖炭酸水好きなので、夜な夜な空気は入りがちかも…。
対策を見ると、背筋を伸ばす、つぼを押す、呼吸法、など。
なるほど、これなら会議中でもこっそり対応できそうです!
※でも、ゲップは別の意味でとても失礼ですし、ぐーぴたっも会議中には食べられませんので
この方法はいかがなものかと思います…。
あるいは、いっそのこともう、「腹鳴キャラ」を立たせていき、打ち合わせ中に、なにか気まずい雰囲気になったときの凍りついた空気緩和アイテムとして自由自在に鳴らせることができる…!
そんなニューウェーブエンタメ腹鳴ディレクターとして今後成長…していくのは…いかがでしょう……。
(自分で掘った穴に入りつつフェードアウト)
もとい。
今後は、社内外の打ち合わせを滞りなく進めるべく、
「腹なり率」を下げる努力をしていきたいと思います。
もし、打ち合わせ中に私が背筋を伸ばしたり、
むやみと息でおなかを膨らましていたり、手のツボをぐいぐい押していたら、
『ああ、おなかなりそうなのをがんばって耐えているのだな』
と、暖かく見守っていただければ幸いです。