ども、希望とは明日の空、よしだです。
みなさんは美術館に行かれますか? あまり行かれませんか?
クリエイティブな業界の方はけっこう行かれる方が多いかと思います。
ボクは月に1回行くか行かないか…多いか少ないかはともかく、好きなんです、美術館。
雑誌にも度々特集され、大人気のお洒落スポット、美術館ですが、
今回は美術館巡りがいっそう楽しくなる(だろう)、“オレ流”美術館のお楽しみポイントを紹介したいと思います。
雑誌の特集をチェックしていないのでかぶっていたらゴメンなさい!
ポイントは5つ。
(1)ソフトクリームを食べる(のを楽しみにする)
(2)オレ大賞を審査する
(3)オレ流ペースで廻る(迷惑のかからない程度に)
(4)常設展も見られるように、体力と時間をコントロールする
(5)庭園やショップなど、施設をくまなく楽しむ
(1)ソフトクリームを食べる(のを楽しみにする)
いきなりですがボクの個人的習慣です。館内のレストランや隣接する公園の売店やら、美術館のそばにソフトクリームはたいていあります。鑑賞するのに頭を使い糖分を消費する。感動して心を熱くする。甘くて冷たいソフトクリームは美術館に不可欠なのでしょう。
鎌倉の鶴岡八幡宮にある神奈川県立近代美術館に行くときは、途中の小町通の、どこのお店でソフトクリームを食べようかといつも迷います。
40になる男が一人ソフトクリームを食べながら、美術館にニヤニヤしながら向かいます。とても楽しいですね。
(2)オレ大賞を審査する
自分基準で大賞を1つ決めます。自分基準なので受賞理由はなんでもいいです。「きれいな青色がステキ」「脇にいる子犬がかわいい」とかなんでもいいです。
ただ、1位を決めるのは結構大変です。例えば、「子犬が超かわいい作品」と「斬新な空間の取り方がステキな作品」といった、いいなと思った基準が比較し辛い作品の争いになった場合、とても悩みます。
最終審査に残った作品を見に、何度も往復したりしてほんと大変。他人からしたらどうでもいい基準だったりしますが、敢えてこだわって審査するのが楽しさにつながると思います。
ボクは一巡したあと、オレ大賞を受賞した作品のところまで引き返し、その作品に「おめでとう!」と笑顔で伝えてから去るという、第三者的にはドン引きな行動でもって鑑賞を終えます。
友人といった場合はお互いの“オレ大賞”を発表し合うことによって、自分にはないモノの捉え方・価値基準を知る機会にもなったり、友人の基準を少しも理解できず溝を深めたりします。
(3)オレ流ペースで廻る(迷惑のかからない程度に)
特別展の場合、たいてい鑑賞順路が示してあります。ボクは基本的にはその順路通りに進むものの、途中で引き返したり、あるいは飛ばしてみたりとけっこう自由に行き来し鑑賞します。
というのもオレ大賞を審査しているので、途中比較するためにも、もう一度確認しに戻ったり、目的の作品を先に見る必要があるからです。
年代順に展示されている場合、時を遡って見ることによって新たな発見をすることもあったりします。
客観的に見ると落ち着きのない、変な人になります。館内の部屋のコーナーに座っている係員はたいてい目を合わせてくれなくなりますが、恐れるなかれ、胸を張って鑑賞を続けましょう。
くれぐれも混んでるいるときは迷惑のかからないよう、注意しましょう。
(4)常設展も見られるように、体力と時間をコントロールする
常設展もあなどるなかれです。東京の美術館ならたいてい有名作家さんの、代表作ではないにしても素晴らしい作品がゴロゴロしていたりします。
落ち着いて見られますし。初めて行く美術館はもちろん、常設展といっても内容は入れ替えがあるので、1度見たからといって油断は禁物です。2度目からは常連気分味わえますし。
特別展と一緒に見ようとすると時間も体力もかなり必要になるので十分な備えをもってご鑑賞ください。
(5)庭園やショップなど、施設をくまなく楽しむ
美術館によっては庭園散策も楽しいです。四季折々、天候や時間帯によっても雰囲気が変わりリフレッシュできます。館内は撮影禁止が基本ですが、庭園はOK。デートの記念にツーショット撮影なんていんじゃないですか?美術館の庭園だけあって絵になるスポットがいっぱいですよ。
美術館内のレストランで食事をするのも楽しいです。特別展の会期中にはその展示内容に合わせた限定メニューなども楽しめたり。SNSでシェアしてみたり。
また、ボクは展示を見ている時間よりもショップにいる時間の方が長いんじゃないかというくらい、ミュージアムショップ好きで、展示内容にあわせたオリジナルグッズのマグネットやピンズバッジなどをついつい買って帰り、家で冷蔵庫にマグネットをつけては妻に白い目で見られています。
書籍も美術系の本がまとまって置いてあるし、普通の本屋にはない、過去に催された企画展の図録なども揃ってたりするので要チェックです。
Tシャツなども最近はお洒落(?)&マニアック&比較的安価、日本美術系は外国人観光客目当ての大胆なデザインだったり楽しいです。
以上、要は難しく考えず、時間と体力に余裕を持って美術館を楽しんでください!