「コレジャナイロボ」や「土下座ストラップ」などで有名なあのザリガニワークス著
『遊んで暮らす コレジャナイ仕事術』を読みました。
「コレジャナイ」って書いてあるということはギャグ的要素満載なの??
と思ったら、すごく真剣なビジネス書でした。
ザリガニさんの魅力の原点を覗くことができて、クリエイティブな仕事をしてる人や
これから目指している人にとって良い刺激になる本だと思います。
個人的に刺さったのが「考える言葉、伝える言葉」というコラム。
私はこれまで世の中には論理的思考パターンの人と
感覚的思考パターンの人が存在して両者のミゾは埋められないものと思っていました。
「こちらがいくら理詰めで説明しても感覚でものを言われたら議論にならない・・・」
と、話し合いの途中から魂が抜けてしまうこともありました。
でも、このコラムによると“「論理」と「感覚」は、相容れないものではない”のだそう。
“感覚は現象であり論理は道具だから対照でもなく、横にすら並んでいない。”
と言うのです。
ポイントは認識の『解像度』
「モヤっとする」とか反射的な「熱い!」でさえすでに感覚ではなく言葉(=論理)でありその原因や手触りの詳細を深く感じれば解像度が上がる。(一部引用)
この認識の「解像度」という言葉がとてもわかりやすく腑に落ちました。
今まで理解し合えなかったのは解像度が低い状態でお互い話していたからだとわかって
世界が広がった感じがしました。
これからは伝えるときも、聞くときもこの解像度を意識してみようと思います。
おもしろいだけじゃない。やっぱりザリガニさんはカッコいい。
ザリガニワークスさん
http://zariganiworks.co.jp/