こんにちは、ディレクターの橘田です。
今回は最近行った展示会2つのご紹介です。
(どちらも撮影OKだったので、たくさん撮りました!)
HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION
明治以来、近代化、つまり西洋化に向けて走り続けてきた日本は、マネーだけで は幸せがつかめないことを学びました。日本の伝統や価値についての自覚も芽生 えています。そんな21世紀の日本という土壌に、どんな木を植え、どんな果実を収穫するか。一方では、日本のものづくりも変わろうとしています。テレビや冷蔵庫といった単品から、家そのものが総合家電へと進化しはじめています。やがて電力供給から通信・移動のシステムを含んだ大きな仕組みがハード、ソフトの両面でつながっていきます。その結果を、「住まいのかたち」に探ります。
残念ながら既に会期終了してしまいましたが
新しいかたちの家を、建築家と企業がタッグを組んで、実物大で提案しています。
(一部1/5模型もありましたが、それはそれで個人的に楽しい…。)
私は建築は全く詳しくありませんが、
新しい、斬新な考え方のつくりや住宅機器、あるいはちょっとした取り入れられそうなもの、とか、
あと会場のつくり自体にもわくわくしました。
10.5cm角の木材を中心に作られた会場。直線の組み合わせが美しい。
仕切りになったりベンチになったり。閉会後はリサイクルして建築資材として使うのだそうです。
数寄の家。
かたちとして、自分の中で一等賞にすてき。すきっとした和室。差し込む光がキレイ。
新しい集合住宅は、大型シェアハウスのように効率的に住む提案。
作りこんだ模型を覗くの楽しい。(ココだけ妙にたくさん写真が。笑)
写真だとなんだかよくわかりませんが、泡で満たされたお風呂です!
洗浄用ではなく入浴剤で、泡が細かすぎてクリームのように浴槽全体を覆ってます。繭っぽい。
泡で湯気が出ないので本がふやけず読める、というのが売りです。このお風呂ほしい…。
おしゃれトイレ。
窓と緑に囲まれて用を足す。庶民には落ちつかなそうな環境…。
壁から生えてるので床掃除はしやすそうだけど、体重制限とかないのだろうか。
会場内の特設本屋さん。
建築関係や今回の展示会に関連した方や企業の本が山ほど。見てて楽しい。
主軸じゃないところでのちょっとだけ仕事に関連するような衝撃ですが…。
上の写真手前においてある展覧会の案内書籍、中には会場内を撮影した写真がたくさん入ってます。
会期が3月2日からで、発売開始が3月8日。
もちろんぎりぎりのところまで進めていたんでしょうけれど、
こんな短納期で作ったんだ…!!と恐れおののきました…。
会場には、建築に携わってるんだろうな、と思われる学生さんらしき人や若者が多かったのですが
いかにも職人さん!といった感じのおじさまがたが、熱心に見て感心していらしたのを見かけました。
いくつになっても勉強大事ですよね…。負けてらんない…。
おまけ。原 研哉さんを会場でお見かけしました。
なんかうれしい。ミーハー。
「デザインあ」展
http://www.2121designsight.jp/program/design_ah/
NHK Eテレで放送中の教育番組「デザインあ」を、展覧会というかたちに発展させた企画です。展覧会のテーマは、「デザインマインド」。日々の生活や行動をするうえで欠かせないのが、洞察力や創造力とともに、無意識的に物事の適正を判断する身体能力です。ここでは、この両面について育まれる能力を「デザインマインド」と呼ぶことにいたします。
次は六本木で開催中のこちら。
「普段の生活にふつうにあるもの」を改めて観察しなおしたり、新しい発見をしたりする、面白い体験でした。
お札の解散。色別?レイヤーで分かれています。
真上からライト照らしたら影で元に戻る?
「一番ちょうどいい大きさ」を考えるおすし。いくらにおぼれそう。
いろんなところに「あ」。壁にも。宝探し気分できょろきょろしちゃう!
ほかにもいろいろわくわくする展示があるのですが、こちらは6月2日までやっています ので、
ぜひぜひ実際に行って、見て、体験していただくのをおすすめします!
子供も大人もたのしい!!
私ももう一回いきたいなー。