こんにちは、ディレイクターの橘田です。
旅ネタが続きますが、9月に、式年遷宮で話題の伊勢神宮に行ってきました。
かなり前から行きたかった場所でした。
東京からは遠いけど、思い切って行って良かった!!と思います。
そもそも「伊勢神宮」とは個別の神社名ではなく、伊勢地域の神社群の総称のようなものだそうで、120以上のたくさんの神社があるのだそうです。
その中でも大本命なのが「皇大神宮」(内宮)と「豊受大神宮」(外宮)。
内宮は天照大御神を祀っていて日本人の総氏神と言われているそうです。
実際に目の前にすると信心深くない私でもなんとも厳粛な気持ちになってしまう場所でした。
パワースポットとか全く信じないタイプなんですが…。
さて、そんなお伊勢まいりの中で、新たな喜びを発見しました。
それが 「御朱印」 です。
事前に読んでいたガイドブックで「御朱印をもらうのも記念になるよ」といったことが書かれていて、どんなものかもよく知らずに、社務所で「御朱印がもらえるそうですが」と聞きました。
「御朱印帳忘れたの?もう書かれてるやつでいいの?」といったことを言われ、なんのことかよくわからないまま、うなづきました…。
頂いたものは、ペラの和紙に大きなはんこ、その日の日付が筆で書かれていました。
(これが御朱印かー!!なんだかうつくしい!興奮!)
「300円お納めください」
「え。 あ。 はい…(ごそごそ)」 (あ、お金いるのね…)
そんな失礼な超素人ですみません…。
(神社によっては『お気持ちでお納めください』というところもありました)
これがその時の記念すべき人生初御朱印です。
シンプルながら、朱と墨のコントラストが美しいです。
なんだかすっかり魅せられてしまいました。
その日宿に帰り、御朱印について改めて調べました。
元々は写経をお寺に納めた際にいただく印とのこと(諸説あり)で、神社のほうが後なのですね。
伊勢地域はもちろん、全国の神社仏閣で、かなり個性的な御朱印がもらえるっぽい。
更にそれを集めるための「御朱印帳」なるものもある。
さっき聞かれたのはこれか!!
今更ですみません、と反省。
翌日、内宮に行き、社務所で伊勢神宮オリジナル御朱印帳(式年遷宮バージョン)を手に入れました。
内宮にお参りして、今度はこちらに御朱印を押して頂きました!
その場でサラサラと文字も書いてもらえます。
他にも内宮のそばにある月讀宮、外宮そばの月夜見宮(音は同じですが別の神社)にもいきました。
最終日には「倭姫宮」でも頂きました。
伊勢の御朱印はどれもシンプルなデザインで、書かれる文字も日付のみです。(でもそこがまたいい…。)
御朱印は、その場にいらっしゃる宮司さんや巫女さんが文字を書いてくれるので、書いてくださる人によって同じ場所でも個性が出ます。
その場所の由来を知り、お参りして、御朱印をいただく(どんな風に書かれるか分からない生サイン的な要素あり)。
なにこれ楽しい…!!!
寺社めぐりとか、以前は全く興味がわかなかったのですが、これが歳を取るということでしょうか…。
御朱印帳片手に、全国神社めぐりを決行したくなっている今日このごろです。
新しい喜び発見!の伊勢の旅でした。
参考サイト
→初心者のための御朱印集めガイド
個人サイトのようですが、わかりやすくまとまっています。(ドメインすごい!)